「ホームページを公開したのに、Googleで検索しても出てこない」。ホームページが検索されないというお悩みは、ホームページを持つ個人事業主の方からとてもよく聞くものです。
実はこのお悩みは、「Googleに登録されていない」場合と、「登録はされているのに順位が低い」場合の2つに分かれます。どちらなのかによって、やるべき対策がまったく変わります。
私は千葉市でホームページ制作と運用サポートをしていて、毎月、運用しているホームページの検索データを確認しています。この記事では、その切り分けの方法から、それぞれの場合の対策までを順番にお伝えします。
まず1分で仮確認。「site:検索」でどちらの問題か見当をつける
最初にやることは1つだけです。Googleの検索窓に、次のように入力して検索してみてください。
site:あなたのホームページのURL
たとえば私のホームページなら、「site:kigyo-skymother.site」と入力します。この検索で、ホームページのページが検索結果に出てくるかどうかを、大まかに確かめられます。
| site:検索の結果 | 考えられること | 次にやること |
|---|---|---|
| ページが出てくる | 出てきたページはGoogleに登録されている。狙った言葉で順位が低い(順位の問題) | この記事の後半へ |
| ページが出てこない | この検索だけでは判断できない | サーチコンソールの「URL検査」で確定させる(次の章へ) |
ここで大切なのは、ページが出てこなくても「登録されていない」と決めつけないことです。Googleは公式の説明で、インデックスに登録されているURLでもsite:検索に必ず表示される保証はないとしています(site: 検索演算子・Google検索セントラル)。

site:検索は1分でできる目安の確認です。
ここで出てこなかったときに慌てて設定を触らず、次のURL検査に進んでください。
確定させるのはサーチコンソールの「URL検査」
Googleサーチコンソール(Google公式の無料ツール)の「URL検査」に調べたいページのURLを入力すると、そのページが登録されているか、登録されていないならその理由が表示されます(URL 検査ツール・Search Consoleヘルプ)。
ここで「登録されていない」と出たら、この記事の前半の対策へ。「登録されている」と出たなら、順位の問題なので後半へ進んでください。
なお、「インデックス(Googleのデータベースへの登録)」の仕組みそのものは、ホームページは作っただけじゃ見られない!「インデックス」をわかりやすく解説で説明しています。仕組みから知りたい方は、あわせてお読みください。
Googleに登録されていないときに確認する「5つの原因」
URL検査で「登録されていない」と分かった場合は、次の5つを上から順に確認していきます。サーチコンソールの「ページのインデックス登録」レポートでも、これらが登録されなかった理由として表示されます(ページのインデックス登録レポート・Search Consoleヘルプ)。
原因1:公開して間もない(Googleがまだ見つけていない)
Googleは「クローラー」という巡回ロボットで、インターネット上の新しいページを見つけています。公開直後のホームページは、クローラーがまだたどり着いていないだけの場合があります。
公開した翌日に社名で検索して「出てこない」と慌てるケースは珍しくありません。また、ホームページ内のどのページからもリンクされていないページも、見つけてもらいにくくなります。
まずは次の章の対策を行ってから、少し待って再確認してみてください。
原因2:「検索に出さない」設定になっている(noindex)
ホームページには、「このページを検索結果に出さないでください」とGoogleへ伝えるnoindex(ノーインデックス)という設定があります。制作中のテスト段階で付けた設定を、公開時に外し忘れるのが典型的な失敗です。
WordPressの場合は、管理画面の「設定」→「表示設定」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」の項目にチェックが入っていないかを確認します。SEOプラグインを使っている場合は、ページごとのnoindex設定もあわせて見ておくと安心です。

公開時のチェック項目に「noindexが外れているか」を入れておくと、外し忘れを防げます。
設定を変えたら、保存・更新まで忘れずに行ってください。
原因3:Googleがページを見に行けない
ページ自体が存在していても、Googleがアクセスできない状態だと登録されません。次のような場合があります。
- 閲覧にパスワードやログインが必要になっている(制作中の設定が残っているケース)
- ページがエラーになっている(「見つかりません」の404など)
- robots.txtという設定ファイルで、Googleの巡回を止めている
どれに当てはまるかは、URL検査の結果に理由として表示されます。制作会社に作ってもらったホームページなら、この段階で担当の方に確認するのが早道です。
原因4:別のページが「正規のページ」と判断されている
同じような内容のページが複数ある場合、Googleはその中の1つを「正規のページ」として選び、それ以外は登録しません。別のURLへ転送(リダイレクト)している場合も同じです。
これは不具合ではなく、Googleの通常の動きです。「登録されていない」と表示されても、実は別のURLで検索結果に出ている場合があるため、URL検査で正規のページとして選ばれたURLを確認してみてください。
原因5:見つけてもらえたが、まだ登録されていない
Googleがページを読み取っても、すぐに登録されるとは限りません。すでにあるページとの内容の重なりが大きい場合や、検索する人に伝えられる独自の情報が少ない場合は、登録が後回しになることがあります。
記事の本数や文字数で決まるものではありません。あなたが実際に経験したこと、お客様から実際に受けた質問など、そこにしかない情報が入っているかどうかを見直してみてください。
Googleへの登録を早める「4つのステップ」
原因に心当たりが付いたら、登録を早める対策を打っていきます。取り組みやすい順にご紹介します。
ステップ1:サーチコンソールで「インデックス登録」をリクエストする
先ほどのURL検査の画面には、「インデックス登録をリクエスト」というボタンがあります。これを押すと、Googleに「このページを見に来てください」と直接伝えられます。
ただし、リクエストしてもすぐに登録されると約束されるわけではなく、「確認をお願いする」ものと考えてください。
ステップ2:XMLサイトマップを送信する
XMLサイトマップとは、ホームページにどんなページがあるのかをGoogleへ伝える「目次」のようなファイルです。WordPress(バージョン5.5以降)では標準機能で自動作成されていて、ホームページのURLの末尾に「/wp-sitemap.xml」を付けてアクセスすると確認できます。
このアドレスで表示されるのは、記事用・固定ページ用といった種類ごとのサイトマップの一覧です。そこからさらにリンクをたどると、実際のページの一覧を見られます。
なお、SEOプラグインを入れている場合は、プラグイン側のサイトマップに置き換わっていることがあります。
このサイトマップをサーチコンソールから送信しておくと、Googleがホームページの全体像を効率よく把握できるようになります。

私はホームページを新しく公開するとき、最初にサーチコンソールでサイトマップを送信しています。
それでも反映まで数週間かかることはあるので、送信したら焦らずようすを見て大丈夫です。
ステップ3:内部リンクでページ同士をつなぐ
ブログ記事から関連するサービス紹介ページへ、事例のページからお問い合わせページへと、自然な流れでリンクをつなぎましょう。見に来た方が迷わず移動できるようになり、クローラーもページを見つけやすくなります。
つなぎ方のコツは、ホームページの「内部リンク」とは?検索されるための仕組みと設定法で詳しく説明しています。
ステップ4:あなたにしか書けない内容を増やす
お客様の声、よくいただく質問への回答、専門家としてのノウハウなど、あなたの経験から書ける情報を少しずつ増やしていきましょう。役に立つ情報が積み重なったホームページは、Googleに登録されやすく、評価もされやすくなります。
登録されているのに見つからないとき(順位の問題)
URL検査で「登録されている」と出たなら、Googleへの登録は済んでいます。この場合に見直すのは、登録の設定ではなく「タイトル・内容・見やすさ」です。
ページのタイトルが内容を表しているか
たとえば美容室のホームページで、トップページのタイトルが「HOME」だけでは、何のお店なのか、どこにあるのかが、Googleにも検索する人にも伝わりません。「千葉市◯◯区の美容室|店名」のように、ページの中身が分かるタイトルを付けます。
検索する人の役に立つ内容になっているか
登録も設定も問題がないのに順位が上がらない場合は、競合のページの方が内容で選ばれている可能性があります。サービスの説明の詳しさ、事例の数、地域の情報など、内容そのものを充実させる段階です。
SEO(検索で見つけてもらうための工夫)の全体像は、検索で見つかる!「SEO対策の基本」をホームページ初心者向けに解説で説明しています。
スマートフォンで読みやすいか
今は多くのお客様がスマートフォンで情報を探します。文字が小さすぎないか、画像が重くて表示に時間がかかっていないかを、ご自身のスマホで確認してみてください。
なお、これらは登録そのものを妨げるものではなく、見に来た方が読み続けてくれるかどうかに関わる部分です。
あわせて、文章を見出しで区切って読みやすくすることも大切です。見出しの付け方は【個人事業主必見】ホームページの「伝わる文章」は「見出しタグ」で決まるにまとめています。

順位の問題なのに「登録されていない」と思い込むと、設定ばかり触って時間を失いがちです。
最初の切り分けに数分かけるだけで、その遠回りを防げます。
まとめ:切り分けてから、順番に対策する
ホームページが検索されないときの手順を振り返ります。
- site:検索で仮確認し、サーチコンソールのURL検査で「登録されていない」のか「順位が低い」のかを確定させる
- 登録されていないなら、公開直後・noindex・アクセスできない・正規ページの判断・登録待ちの5つを確認する
- 登録を早めるには、URL検査からのリクエスト・サイトマップ送信・内部リンク・内容の充実
- 登録されているのに見つからないなら、タイトル・内容・読みやすさを見直す
一度にすべてを完璧にやる必要はありません。まずはsite:検索とURL検査の確認から始めてみてください。
「切り分けてみたけれど原因が分からない」「対策にかける時間がない」という方は、ホームページのご相談・お問い合わせからお声がけください。現状の確認から対策まで、一緒に進めます。
千葉市を拠点にホームページ制作をしているskymotherが、あなたのホームページの状況に合わせてお手伝いします。


