ChatGPTやClaudeなどの生成AI(文章を自動で作ってくれるAI)を使ってブログを書いてみたものの、「なぜかGoogleで検索しても出てこない」「書いても書いても読んでもらえない」と悩んでいるAIブログの書き手が増えています。そんな方には、本日お伝えする「AIに任せきりにしない5つの対策」がおすすめです。私が2026年4月に参加したビジネスポート主催のSEO勉強会(講師:株式会社forUSERS代表・井幡貴司氏)で、今も検索上位を取り続けているプロの書き方を直接学んできたからです。
千葉市でWEBデザイナーとして活動している私も、AIを使ったブログ作りには毎日のように悩んできました。この記事では、勉強会で学んだ最新の書き方と、私自身がお客様のブログで実際に成果が出ているコツをあわせてお伝えします。

AIでブログを書くこと自体は悪いことではありません。
むしろ個人事業主さんこそ、どんどん使ってほしい道具です。
問題になるのは「AIに丸投げすること」の方です。
AIで書いたブログが検索されない「よくある失敗パターン」3つ
まずは勉強会でも話題になった、検索されないブログによくある3つの失敗を紹介します。私もお客様のブログを拝見していて、この3つのどれかに当てはまるケースがとても多いです。
失敗1:AIが書いた文章をそのままコピペしている
一番多いのがこのパターンです。ChatGPTなどが出してきた文章を、そのままブログに貼りつけているケースです。この書き方では、Googleからの評価が上がりにくくなります。
Googleは、Chrome(Googleが作ったブラウザ)から集めたデータで、読者が記事を最後まで読んだか、すぐに戻るボタンを押して帰ってしまったかを、とても細かく見ています。AIの文章は平坦になりやすく、途中で飽きられてしまうため、結果として評価が下がってしまいます。
失敗2:1つの記事に言葉をたくさん詰め込んでいる
「ホームページ制作」「千葉」「個人事業主」「SEO」のように、1つの記事に狙うキーワード(読者が検索窓に打ち込む言葉)を3つも4つも詰め込んでしまう書き方です。
一見すると「いろんな言葉で検索に引っかかりそう」と感じます。けれど実際は逆で、欲張った記事ほどテーマがぼやけ、どの言葉で調べても上位に出にくくなります。お弁当に何でも詰め込むとメインが分かりにくくなるのと同じイメージです。
失敗3:見出しが「○○とは」の辞書型になっている
「SEOとは」「ブログとは」のような、国語辞典のような見出しも、AIが出しやすい典型的なパターンです。
そもそも検索してきた読者は、「SEOとは何か」をある程度知っている方がほとんどです。辞書型の見出しばかりが並んでいると、「自分には必要なさそう」と判断され、すぐに閉じられてしまいます。
プロが教えるAIブログSEOの正解|5つの対策
ここからは、ビジネスポート勉強会で学んだ「検索で見つけてもらえるブログにするための5つの対策」をご紹介します。私も実際にこの型で書き直したところ、アクセスが少しずつ伸びてきました。
対策1:1記事=1つのキーワードだけに絞る
勉強会で井幡さんが一番強く話していたのが、この「1記事1キーワード」の原則でした。
たとえば本記事は「AIブログSEO」の1つだけに狙いを絞っています。たくさん狙うのではなく、1つだけに全力集中すると、記事のテーマがくっきりします。
不思議なことに、1つに絞った記事の方が、狙っていない言葉でも勝手に上位に出てきやすくなります。Googleが「このページはこのテーマにくわしい」と判断しやすくなるからです。

私も最初は欲張って、あれこれ狙った記事を書いていました。
1つに絞ってから、体感で倍くらいアクセスが伸びました。
対策2:導入文を「3つの順番」で書く
導入文(記事のいちばん最初の文章)には、必ずこの順番で3つの要素を入れます。検索してきた読者の心を最初の3行でつかむ、どんなテーマでも使える黄金の型です。
- 読者の気持ち:「○○で悩んでいる方が多いと思います」(ここにキーワードを入れる)
- 結論:「本日紹介する○○がおすすめです」
- 根拠:「なぜなら、△△というデータや体験があるからです」
さらに、導入文の中のキーワードは太字にするのがポイントです。スマホで読むときは、一瞬で「自分に関係ある記事だ」と判断してもらう必要があるからです。
導入文の書き方の土台として、SEOの基本をまとめた記事もあわせて読むと、記事全体の設計がもっとクリアになります。
対策3:見出しは「辞書」ではなく「答え」にする
AIが出してくる見出しは、そのまま使わずに必ずひと手間加えます。先ほどの「○○とは」の辞書型を避けて、次のように書き換えます。
- カッコ「」で囲んで目立たせる(例:「初心者がよく失敗する3つのポイント」)
- 数字を入れる(例:「たった3つのコツ」)
- 答えを見出しに入れる(「SEOとは」ではなく「SEOとは検索順位を上げる工夫のことです」)
見出しだけを流し読みされても、記事の内容がちゃんと伝わるように作るのがプロの仕事です。見出しの基本的な使い方については、ブログの見出しタグの使い方を解説した記事も参考になります。
対策4:E-E-A-Tを高める「ひと手間」を加える
GoogleはE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性の4つの評価基準)という物差しで、記事を評価しています。AIには、この4つのうち「経験」の部分だけは絶対に出せません。ここが人間の書き手の勝負どころになります。
私がお客様にお伝えしている「ひと手間」は、次の4つです。
- 自分で撮った写真を入れる(AIが作った画像よりも、現場の写真の方が強いです)
- 文中に「私が〜」を何度か入れる(書き手がちゃんといると伝える)
- データや公式資料をリンクで引用する(ちゃんと裏づけがあると示す)
- 自分の失敗談・体験談を混ぜる(ここがいちばんの独自性になる)

AIに書かせた文章にも、必ず現場の写真や自分の体験談を1つは足してみてください。
それだけで、記事の印象が大きく変わります。
対策5:AIは1つではなく2つ以上を組み合わせて使う
勉強会でもっとも印象に残ったのは、「AIは必ず2つ以上を使ってください」というお話です。
1つのAIだけを使っていると、そのAIの言うことをそのまま信じてしまう「AIの言いなり状態」になりがちです。ChatGPTとClaude、GeminiとPerplexity(いずれも文章を作ってくれるAIサービス)のように、複数のAIに同じ質問をして、答えを見比べる使い方をおすすめします。

私も、記事の組み立てはClaudeで、リサーチ(情報集め)はChatGPTで、といったように役割を分けて使っています。

私が実際にやっている「AIブログ作りの流れ」6ステップ
ここでは、私が千葉市のお客様のホームページで、実際に続けているAIブログの作り方を6つのステップでご紹介します。
ステップ1:Obsidianにお客様の情報をまとめておく
まずは下準備として、Obsidian(無料で使えるメモアプリ。文章や資料をフォルダごとに整理できます)に、お客様のプロフィール・事業の強み・過去に書いた記事のテーマなどをまとめておきます。
ここを先に整えておくと、AIに渡す情報の質がぐっと上がります。いわば「AIに渡すための資料棚」を、あらかじめ作っておくイメージです。
Obsidianの始め方や使い方については、Obsidianで情報整理を自動化する方法を解説した記事で詳しくお伝えしています。
ステップ2:ラッコキーワードで検索される言葉を調べる
次に、狙うキーワードを決めます。ラッコキーワード(検索されている関連ワードを一覧で見せてくれる無料ツール)を使うと、読者がどんな言葉で検索しているかが一目でわかります。
ラッコキーワードの具体的な使い方は、ラッコキーワードの使い方完全ガイドで詳しく解説しています。
ステップ3:Claudeで記事の下書きを作る
Obsidianにまとめたお客様の情報と、ステップ2で決めたキーワードを渡して、Claudeに記事の下書き・構成を作ってもらいます。
Claudeは文章のトーンが自然で、長い文章の組み立てが得意なAIです。最初の土台作りはClaudeに任せると、スムーズに進みます。
ステップ4:GeminiやChatGPTで別の切り口もチェックする
Claudeが作った下書きを、今度はGemini(Googleが提供する生成AI)やChatGPTにも見てもらい、別の切り口や抜けている視点がないかを確認します。
1つのAIだけでは見落としていた情報が、別のAIで拾えることが本当によくあります。ここが「AIの言いなり」にならないための大事な工程です。
ステップ5:AIが書いた文章に「ひと手間」を加える
AIが出した文章に、千葉でのお客様のエピソードや実際の写真、私の失敗談などを足していきます。ここがいちばん時間をかけるべき工程です。
AIの文章をそのまま出すのではなく、自分の言葉と体験を重ねることで、記事に命が吹き込まれます。
ステップ6:タイトルは最後に自分で仕上げる
AIが出したタイトルは、ほぼそのまま使うと検索に弱いことがほとんどです。文字数(BtoB=会社向けは28文字、BtoC=一般の方向けは32文字)、キーワードの位置(左端に置かない)、カッコや数字の活用を意識して、最後は自分で手を加えます。
AIブログでよくあるQ&A
勉強会でも参加者からよく出ていた質問を、3つだけご紹介します。
QAIで書いた記事でもGoogleに評価されますか?
評価されます。Googleは「AIか人間か」ではなく、「読者の役に立つか」を見ています。ただし、AIの文章をそのまま出すと独自性が弱くなるため、必ず体験談やデータなどのひと手間を加えてください。
Q記事の文字数はどのくらいがいいですか?
目安は3000文字以上です。ただし、文字数を稼ぐために薄い内容を引き伸ばすのは逆効果になります。読者の疑問にしっかり答える内容を書けば、結果的に3000文字を超えます。
QAIと人間、どちらが書いた方がいいですか?
両方を組み合わせるのが正解です。構成やリサーチはAIに任せ、体験談や仕上げは人間が行う、という役割分担がもっとも効率的で、成果も出やすくなります。
まとめ:AIブログSEOの正解は「AI×人の体験」の掛け算
本日お伝えしたポイントを振り返ります。
- 1記事=1つのキーワードだけに絞る
- 導入文は「気持ち・結論・根拠」の3つの順番で書く
- 見出しは「辞書」ではなく「答え」にする
- E-E-A-Tを高める4つのひと手間を加える
- AIは必ず2つ以上を組み合わせて使う
AIに丸投げしたブログは、Googleにも読者にも届きません。大切なのは、AIの効率と人間の経験を掛け算することです。私もお客様のブログを一緒に運用しながら、この型に沿って少しずつ改善を重ねています。
「自分のブログも見てほしい」「AIを使った運用の仕組みを一緒に作ってほしい」という方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。初回のご相談は無料でお受けしています。
千葉市を拠点にホームページ制作をしているskymotherが、小さな一歩から一緒に伴走します。

