こんにちは!千葉市を拠点に、個人事業主や中小企業向けのホームページ制作をサポートしている「skymother」です。

ビジネスをしていると、ブログのアイデア、お客様とのやり取り、新サービスの企画……覚えておきたいことが毎日どんどん増えていきますよね。

「あのメモ、どこに書いたっけ?」「スマホのメモ帳もパソコンも情報が散らばって、もう訳がわからない!」

私もまったく同じでした。とりあえずスマホに書いて、別のことはノートに書いて、パソコンにもメモを残して。いざ必要なときにはどこにも見つからない。

そんな状況を変えてくれたのが、無料のメモアプリ「Obsidian(オブシディアン)」です。

この記事では、Obsidianの基本的な魅力に加えて、私が実際にどう使っているのかを具体的にお見せします。特にAIとの連携で仕事のやり方がどう変わったのか、中学生にもわかるくらいシンプルにお伝えします。

情報が散らかると、探す時間がどんどん増える

ホームページの更新、SNSの投稿ネタ、お客様対応のフロー……個人事業主は、とにかくやることが多いです。そのうえメモがあちこちに散らばっていると、情報を探すだけで時間が飛んでいきます。

「あれもやらなきゃ、これも覚えておかなきゃ」という状態が続くと、実際の作業よりも頭の管理コストのほうが大きくなってしまいます。情報を一箇所にまとめると、それだけで作業の流れが変わります。

「Obsidian」ってどんなアプリ?

ひとことで言うと、パソコンの中に作る、自分専用のノートブックです。

海外製のツールなので最初は「英語で難しそう…」と思うかもしれませんが、日本語設定で使えますし、やることはメモを書いて保存するだけです。

最大の特徴は、データがパソコンに直接保存される(ローカル保存)という点です。

  • インターネットがなくても動く
  • お客様情報や社内データをクラウドに預けずに管理できる
  • 月額費用なし、完全無料

私も最初は「メモなんてiPhoneのメモ帳で十分」と思っていました。
でも、仕事で扱う情報が増えるにつれて、「書いたはずのメモが見つからない問題」が深刻になりました。
Obsidianに変えてから、探す時間がほぼゼロになりました。

AIでブログを書くなら「ナレッジ」が命

最近、AIを使ってブログを書く方が増えてきました。ChatGPTやClaudeに「ブログ記事を書いて」と頼むと、それなりの文章はすぐ出てきます。

でも、こんな経験はありませんか?

「なんか当たり障りない文章になってしまった」「自分が書いた感じが全然しない」

その原因はシンプルですAIに「自分のことを何も教えていない」からです。

AIはあなたのことを何も知りません。どんな仕事をしているか、どんなお客様に向けて書いているか、どんな言葉を使うか。何も知らない状態で書かせるから、誰にでも当てはまるような文章になってしまいます。

そこで重要になるのが「ナレッジ」です。

ナレッジとは、簡単にいうと「AIに事前に渡しておく、自分に関する情報のまとめ」です。

たとえばこういった情報です。

  • 自分のプロフィール・仕事内容
  • ターゲットにしているお客様像
  • ブログで使うトーンや言葉のクセ
  • 大切にしている考え方や価値観
  • よく使う表現、逆に避けたい表現

これをAIに渡したうえで「この情報をもとにブログを書いて」と依頼すると、出てくる文章がまったく変わります。

Obsidianに情報を貯めると、AIが「自分専用」になる

ここからが、私が実際にやっていることです。

Obsidianをただのメモ帳として使うだけでも十分便利ですが、AIと組み合わせると、仕事の仕方が根本から変わります。

ポイントは、Obsidianに貯めたメモを「AIへの指示書」として使うことです。

「CLAUDE.md」という仕組み

私はAIの「Claude(クロード)」を使って仕事をしています。このClaudeには、CLAUDE.md(クロード・エムディー)というファイルを読み込ませる仕組みがあります。

これは何かというと、「AIが毎回最初に読む指示書」です。

たとえば、私のCLAUDE.mdにはこういうことが書いてあります。

  • 出力は必ず日本語で
  • ブログの文章は中学生でもわかる言葉を使う
  • 「〜んです」「〜ですね」のような口語的な表現は使わない
  • お客様ごとのメモはこのフォルダにある

たとえるなら、新しいアルバイトさんが初日に読む「お店のマニュアル」と同じです。
AIは毎回記憶がリセットされますが、CLAUDE.mdを読ませることで、毎回同じルールで動いてくれます。

一度作っておけば、あとはAIが毎回自動で読んでくれます。「前にも言ったのに、また同じミスをしている」ということがなくなります。

私のObsidianの中身を公開します

ここからは、実際に私がObsidianをどう整理しているのかをお見せします。

3つの箱で情報を整理する

私のObsidianには、大きく分けて3つの箱(フォルダ)があります。

フォルダ名役割たとえるなら
raw(ロウ)情報をとりあえず放り込む場所スーパーの買い物袋
wiki(ウィキ)AIが整理してくれた知識のまとめ冷蔵庫(食材ごとに分類済み)
outputs(アウトプット)整理した知識から作った成果物完成した料理

流れはこうです。

①rawに情報を放り込む
(気になった記事、SNSの投稿、メモなど)

②wikiにAIが整理する
(テーマ別にまとめてくれる)

③outputsから成果物を作る
(ブログ記事、SNS投稿文など)

「買い物袋のまま冷蔵庫に突っ込む人」と「食材を分けてから冷蔵庫に入れる人」だと、料理するときの効率がまったく違いますよね。
Obsidianで情報を整理するのは、それと同じことです。

rawフォルダ:とにかく放り込む

rawフォルダには、難しいことは考えずに、気になった情報をどんどん入れていきます。

たとえば私のrawフォルダには、こういったメモが入っています。

  • SNSで見つけた「AIの使い方」の記事メモ
  • セミナーで聞いた話のポイント
  • 「このネタでブログ書けそう」と思ったアイデア

ポイントは、この段階では整理しないこと。「あとでAIに整理してもらうから、今はとにかく入れるだけ」と割り切ります。

wikiフォルダ:AIが整理してくれた知識

rawにメモが溜まってきたら、AIに「rawの中身を整理して、wikiにまとめて」と頼みます。

するとAIが、バラバラだったメモをテーマ別に分類して、きれいにまとめてくれます。自分で分類する手間がかかりません。

outputsフォルダ:完成した成果物

wikiに整理された知識をもとに、AIに「この知識を使ってブログ記事を書いて」と依頼します。

AIは私のナレッジ(CLAUDE.md+wiki)を読んだうえで書いてくれるので、自分のお客様に向けた、自分らしい言葉の文章が出てきます。

お客様ごとのフォルダで情報を管理

もうひとつ、私がObsidianで重宝しているのがお客様ごとのフォルダ管理です。

私はWEBデザイナーとして複数のお客様のホームページを制作・運用しています。お客様ごとに「好みのデザインの方向性」「よく使うキーワード」「ブログのトーン」が違います。

Obsidianでは、お客様ごとにフォルダを作って、こうした情報をまとめています。

  • このお客様はシンプルなデザインが好み
  • ブログではこういうキーワードを使う
  • こんなテーマで過去に記事を書いた

こうしておくと、次にブログを書くときに「前回はどんなテーマで書いたっけ?」と迷う時間がなくなります。AIにお客様のフォルダを読ませれば、そのお客様に合った文章をAIが書いてくれるようにもなります。

私はお客様のブログ記事を毎月書いていますが、Obsidianに情報をまとめてからは「このお客様はどんなトーンで書くんだっけ?」と悩む時間がほぼなくなりました。
AIがフォルダの情報を読んで、最初からそのお客様に合った文章を出してくれます。

使い始めて変わったこと

Obsidianを使い始めてから、具体的にこういう変化がありました。

①メモを探す時間がなくなった
以前はスマホ、パソコン、ノート、付箋……と情報がバラバラでしたが、今は全部Obsidianの中にあります。検索すればすぐ見つかります。

②AIが「自分のアシスタント」になった
CLAUDE.mdとナレッジのおかげで、AIが私の仕事のやり方を理解してくれています。毎回ゼロから説明する必要がありません。

③情報が「資産」になった
書き溜めたメモは消えません。時間が経つほどナレッジが増えて、AIの精度も上がっていきます。使えば使うほど、自分専用のツールに育っていきます。

よく「AIはすごいけど、何をさせたらいいかわからない」という声を聞きます。
まずはObsidianに自分の情報をまとめることから始めると、AIに何を渡せばいいかが自然に見えてきます。

まずはダウンロード、3ステップで完了

ステップ1:公式サイトからダウンロード

Obsidianの公式サイトにアクセスして「DownloadforMac(またはWindows)」をクリックします。メールアドレスも不要で、無料でインストールできます。

ステップ2:「保管庫(Vault)」を作る

アプリを開いたら「Createnewvault」を選び、好きな名前を付けるだけです。

ステップ3:メモを書いてみる

あとは自由に書くだけ。まずは「思いついたことを放り込む箱」として使い始めれば十分です。

最初から完璧に整理しようとする必要はありません。情報が溜まってきたら、あとからフォルダを作って分類すれば大丈夫です。

まとめ

情報が一箇所にまとまると、探す手間がなくなり、作業に集中できる時間が増えます。

そしてObsidianに貯めたメモは、そのままAIに渡す「ナレッジ」として使えます。私の場合は「raw→wiki→outputs」の3つの箱で情報を整理して、CLAUDE.mdという指示書をAIに読ませることで、自分専用のアシスタントとして活用しています。

使えば使うほど自分の仕事に合った形になっていくので、早めに始めるほど資産になっていくツールです。

ぜひ一度ダウンロードして、試してみてください。

千葉市を拠点とする「skymother」では、ホームページ制作を通じて個人事業主の情報発信をサポートしています。ツールの使い方やホームページ運用のご相談は、公式LINEやお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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