「ホームページとランディングページ(LP)って、何が違うの?」
ホームページを持とうと調べ始めると、ぶつかりやすいのがこの疑問です。本当にどこにでも出てくる言葉なのに、違いをきちんと教えてくれる場所ってなかなかないですよね。
私自身、Web制作の仕事を始めたばかりの頃は、どっちも「インターネットで見るページ」くらいにしか思っていませんでした。でも仕事を続けていくうちに、この2つは目的がまったく違うことが分かったんです。
今日は、専門用語をできるだけ使わずにお伝えしますね。
ホームページとは?「あなたのお店そのもの」
ホームページをひとことで言うなら、インターネット上にある「お店」です。
街にある実際のお店を想像してみてください。お店には看板があって、入口があって、商品が並んでいる棚があって、お会計するレジがある。お客さんは自由に中を歩きまわって、気になるものを手に取ったり、スタッフに話しかけたりできますよね。
ホームページもこれとまったく同じです。
ホームページに載っている情報
よくあるホームページには、こんな情報が含まれます。
- 会社やお店の紹介(「どんな人たちがやっているのか」)
- サービスや商品の説明(「何ができるのか」)
- ブログやお知らせ(「最近の動きや役立つ情報」)
- お問い合わせの窓口(「相談したいときの連絡先」)
- アクセスや営業時間
お客さんが「この会社ってどんなところだろう?」と思ったとき、自分のペースで自由に見て回れる場所。それがホームページの役割です。
ホームページを持つメリットは「信頼感」
ホームページがあると、「信頼感」が生まれます。
たとえば、気になる整体院を見つけたとします。口コミは良いし、場所も近い。でもホームページが見つからない。「本当にちゃんとしてるのかな…」って、少し不安になりませんか?
逆に、写真や施術の説明、スタッフの顔が載っているホームページがあれば、「ここなら安心して行けそう」と思えますよね。

独立したとき、まず最初にホームページを作りました。
「ちゃんとしたお店がある」というだけで、お客様の反応が全然違ったんです。
24時間365日、休みなく働いてくれる頼もしい相棒になってくれますよ。
ランディングページ(LP)とは?「一点集中のチラシ」
次は、ランディングページ(LP)についてお話しします。
LPをひとことで言うなら、「今すぐ行動してもらうための、ネット上のチラシ」です。
チラシとLPの共通点
街で配られるチラシを思い浮かべてみてください。
「春のキャンペーン実施中!今すぐお電話ください!」
チラシはこのように、1つのメッセージだけを伝えていますよね。会社の歴史とか、他のサービス一覧とかは載っていない。「電話してほしい」というゴールに向かって、必要な情報だけが並んでいます。
LPもこれとまったく同じ考え方なんです。
LPの3つの大きな特徴
LPには、ホームページとは大きく違う特徴が3つあります。
- 目的が1つだけ
「申し込んでほしい」「資料を請求してほしい」「商品を買ってほしい」など、ゴールが1つに絞られています。 - 基本的に1ページだけ
ホームページのように複数のページに分かれておらず、縦に長い1枚のページです。 - 他のページへのリンクがない
「会社概要」「ブログ」といったメニューリンクがない、もしくはとても少ない。「申し込みボタン以外を押せない」状態に近い設計です。

LPを初めて見たとき「なんで他のページに飛べないの?不便じゃない?」と思いました。
でも実はこれが重要な設計なんです。
人間は選択肢が多すぎると、かえって迷ってしまい、行動を先延ばしにしてしまいます。
だから、迷わないように「道を1本だけ」用意しているんですね。
なぜLPは検索で見つけにくいの?
「LPを作ったのに、Googleで検索しても出てこない…」
こういうお悩みを持つ方は多いです。実は、LPは構造上、検索(SEO)にやや弱い性質があります。
検索(SEO)に弱い理由
GoogleはWebページを評価するとき、「役立つ文字情報がたくさんあるか」「他のページとつながっているか」をとても重視します。
でもLPは、
- 画像や動画を多く使って視覚的に伝えるため、文字が少なくなりがち
- 他のページへのリンクがないため、サイト全体のつながりが評価されにくい
- 1ページきりで情報量が少ない
こういった事情から、LPが上位表示されるのはとても難しいんです。
LPはどうやって集客する?
LPは主に、広告やSNSの投稿からの流入を想定しています。
「検索して自然に来てもらう」のではなく、「広告で呼んで、そのまま申し込ませる」というルートです。だからこそ、集中して1つのゴールへ誘導する設計が生きてくるんですね。
ホームページとLPを組み合わせると最強になる
ホームページとLP、どっちが良い悪いではなく、「目的で使い分ける」のが正解です。
- ホームページ→検索でたどり着いたお客さんに、じっくり信頼を伝える
- LP→広告で来たお客さんに、すぐ行動してもらう
「まずホームページで信頼の土台を作る。そして必要なときにLPを追加する。」このセットがWeb集客の基本の形です。

私のサイトも、まずホームページで検索から来てもらい、キャンペーンのときだけLPへ誘導する流れを作っています。
組み合わせることで、集客の効果が全然違ってきますよ。
公開してからが本番!「育てるWeb」の考え方
ホームページもLPも、作って公開したら終わりではありません。
「どこで読者が離れたか」「どのボタンが押されやすかったか」など、今はデータで確認できる時代です。その数字を見ながら、少しずつ内容を改善していく。これを繰り返すことで、同じページが「売れる・集まるページ」に育っていきます。
お店でいえば、毎日きれいに掃除して、売れないものは棚の場所を変えて、売れるものを目立つ場所に置く。それをWebで続けるイメージですね。
まとめ
今日のポイントをまとめます。
- ホームページ→お店そのもの。複数ページで信頼を伝え、検索に強い
- ランディングページ(LP)→チラシのような1枚ページ。1つの行動をすぐ促す
- 使い分けが大切→ホームページで信頼、LPで集客の取り込みが基本セット
- 公開後も育てる→数字を見ながら改善を続けることで効果が伸びていく
最初は「ホームページ?LP?」と混乱して当然です。私も最初はゼロから手探りで始めました。でも、1つずつ基本を知っていくことで、自分に必要なものが見えてくるはずです。
「うちにはどっちが必要なんだろう?」「一緒に考えてほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

