私が事務所としてお世話になっている幕張ビジネスポートで、2026年5月22日にSNS集客セミナーが開催されました。講師は、企業のSNS運用を実際に手がけている株式会社METEの荻野さんです。
今回は午前・午後の2部構成で、「初級編(SNSの基礎〜アカウント設定)」と「投稿編(見られる投稿の作り方・写真実演)」をたっぷり学ぶことができました。
私はホームページ制作のお客様からSNSについてご相談をいただくことがよくあります。「SNSもやった方がいいのは分かるけど、何から始めればいいか分からない」という声は特によく聞きます。今回のセミナーはそうした方に届く内容で、参加しながら自分自身の整理にもなりました。
この記事では、2部を通じて印象に残った内容をまとめてお伝えします。
「SNS集客セミナー」第1部:基礎からアカウント設定まで
なぜ今、企業にSNSが必要なのか
セミナーでは最初に「今の時代の変化」について説明がありました。
今の人は、ホームページを見る前にまずInstagramやXを検索します。お店選びもSNSで雰囲気を確認してから決める、というのがすでに当たり前になっています。

SNSをやっていないと、活動が見えない会社に見えてしまう。
この言葉が一番刺さりました。SNSがないだけで「古い会社に見える」「雰囲気が分からない」という印象を与えてしまうリスクがあります。
企業がSNSをやる4つの理由
セミナーで整理されていた理由は次のとおりです。
- お店や会社を知ってもらう:SNSを通じて、これまで届かなかった層へ認知が広がる
- 問い合わせを増やす:発信を続けることで、興味を持った方がホームページへ流入する
- 採用につなげる:会社の日常を見せることで「ここで働きたい」と感じてもらえる
- 信頼感を作る:継続的な発信が安心感・親近感につながる
SNSの種類と使い分け
セミナーでは主要な4つのSNSについても整理されていました。
| SNS | 特徴 |
|---|---|
| 写真・動画中心。お店や会社の雰囲気を伝えやすい。最初の1択 | |
| TikTok | 拡散力が強く、短い動画で多くの人に届けやすい |
| YouTube | 詳しく説明でき、信頼感を作りやすい |
| LINE | 問い合わせやお客様対応に使える |
初めて始めるならInstagramのビジネスアカウントがおすすめ、という方向性で講座が進みました。ビジネスアカウントにすると分析機能やDM、広告機能も使えるようになります。
アカウント名とプロフィールのポイント
検索されることを意識したアカウント名が大切というのも印象的でした。
- NGパターン:英数字や略称が多く、何の会社か分からない
- OKパターン:地域名+業種、または会社名+サービス名
プロフィールは「何の会社か」を一瞬で伝えることが最優先です。プロフィール画像は会社ロゴ・店舗写真・顔写真など、小さく表示されても認識できるものが適しています。
「SNS集客セミナー」第2部:投稿の作り方と写真実演
見られる投稿とは何か
第2部では「どんな投稿が見たくなるか」という視点から解説が始まりました。
見てもらえる投稿の条件は3つです。
- 自分に関係ありそう
- 人が写っていて目に入る
- タイトルで内容が分かる
「会社紹介」というタイトルだけでは内容が分かりづらく、固そうに見えて自分との関係が見えません。読み手が「これは自分のことだ」と感じられるタイトルや構成が、投稿の入口として重要です。
投稿で大切なこと

「自分が言いたいこと」ではなく「相手が知りたいこと」を投稿する。
これがセミナー全体を通じた一番の核心でした。
発信者側が「伝えたい」と思うことと、読者が「知りたい」と思うことはずれていることが多い。相手の視点で考えることが、見られる投稿の出発点になります。

何を投稿すればいいか
「何を投稿すればいいか分からない」という悩みに対して、初心者でも始めやすい投稿のジャンルが紹介されました。
- サービス紹介:どんな商品・サービスか分かる
- 裏側紹介:制作や準備の様子→親近感につながる
- スタッフ紹介:会社の雰囲気が伝わる
- よくある質問:読者の不安を解消できる
- お客様の声:実際の評価が伝わる
投稿ネタを考えるときは「誰向けか」「タイトルは何か」「どんな内容か」の3つを先に決めることで、内容がバラバラにならず継続しやすくなるとのことでした。
写真・動画の実演
セミナーの後半では、スマホを実際に手に取って写真を撮る実演も行われました。どんな角度で撮るか、何を意識してシャッターを押すか、SNS投稿にそのまま使える写真の撮り方をその場で体験できました。「学んで終わり」ではなく、その場で動ける状態まで持っていくスタイルが印象的でした。
ホームページとSNS、どちらを先に始めるか
ホームページ制作のご相談をいただくお客様から、「SNSはどうすればいいですか?」と聞かれることがよくあります。
私の考えをお伝えすると、費用の面から考えれば、まずSNSから始めるのは十分に理にかなっています。
ホームページには制作費がかかります。一方、SNSは今日からゼロ円で始められます。起業したばかりの方や、まだ集客の仕組みが整っていない方にとって、「無料でできることを先に動かす」という判断はとても合理的です。
SNSで発信を続けながら実績や信頼が積み上がってきたタイミングで、ホームページを整える。その流れも十分機能します。

「SNSを入口にして、ホームページで詳しく説明する」という導線の考え方は、今回のセミナーを通じて改めて整理できました。
どちらが先か、ではなく、それぞれの役割を理解して組み合わせることが大切だと感じています。
まとめ
- 今の時代、SNSをやっていないと「活動が見えない会社」に見えるリスクがある
- 始めるならInstagramのビジネスアカウントがおすすめ。アカウント名は地域名+業種で分かりやすく
- 投稿は「自分が言いたいこと」ではなく「相手が知りたいこと」を軸に考える
- 裏側紹介・よくある質問・スタッフ紹介など、初心者でも始めやすいネタはたくさんある
- SNSは無料で始められる。費用をかける前に動ける手段として活用できる
- 完璧を目指さなくてOK。まずは1投稿から始めることが大切
「ホームページを作りたい」「SNSと組み合わせた集客の仕組みを整えたい」という方は、お気軽にご相談ください。
千葉市を拠点にホームページ制作をしているskymotherが、現状のご状況に合わせた最適な方法をご提案します。


